澄毅 個展|Takeshi Sumi solo exhibition
2020/11/26 (fri.) - 12/6 (sun.)
13:00-19:00
Close: Mon. Tue.
初めての個展から10年。パリのアートフェアfotofeverにgalleryMainから出展して3年。写真集の出版から1年。今回の個展「re fantasy」では、これまでの歩みを整理し、そして次に進んでいくための節目となる展覧会です。同時に、コロナ禍で観客と作家との交流が途絶えている中で、新しい形での交流を提案する展示にもできたらと思います。
「網膜の先の世界を見出す」をテーマに、主にドローイングと写真で作品を制作している。ドローイングは手描きの多数の線が画面一杯に展開している。見ているとその線の世界が自然や植物・生命を連想させる。シンプルだが繊細なラインが集まる中で、新しい世界に足を踏み入れるかのような刺激や発見がこの世界にある。 写真作品は写真の印刷された紙にカッターナイフを用いて無数の切れ込みを入れた作品を制作している。後ろから光が入るとその光の線がまるで波のようである。時間や天気によって光が変わるごとに作品の美しさが変わり、まるで生きているかのような感覚を覚える。いずれの作品も自分の指の感覚を大切に制作していて、オリジナリティーと繊細な美しさを大切にしている。
これまでにパリ、京都、東京を中心に展覧会を行なっている。加えて書籍のカバーに採用されたりコレクションを加えられるなど、活動の幅を広げている。
– 個展
2019.07 Fingers and Stars Galerie Grand E'Terna パリ
2016.10 Existence is beyond the reflection and transmitted light 新風館/京都(企画:galleryMain)
2015.03:『Lumière et vous』Galerie Grand E’Terna / パリ
2012.09-10:『空をみる』Overland Gallery/東京
2012.06:『空に泳ぐ』 Port Gallery T / 大阪
2011.11:『Light is blank (光の空白)』 blanClass / 横浜
2011.04:『光』Port Gallery T / 大阪
2010.11:『メテオ』企画ギャラリー・明るい部屋 / 四谷・東京